ロカマガ

【鹿児島市桜島】

▲鹿児島市桜島 有村海岸に湧き出す温泉。茶色いお湯は鉄分を多く含む為。

鹿児島での楽しみと言えばやはり温泉。鹿児島県内には桜島などの活火山が近くにあるという事もあり、多くの温泉が存在します。
鹿児島県内の有名な温泉地と言えば霧島や指宿とありますが、鹿児島市桜島にもいくつか温泉があり、泉質は鉄分を多く含んだナトリウム塩化物泉のお湯がほとんどです。

桜島フェリーで行き来する桜島港から徒歩10分の位置には桜島マグマ温泉や出来た当初は日本一の長さを誇った溶岩なぎさ公園の足湯。古里地区に並ぶホテルでは錦江湾が目前に雄大に広がる露天風呂が人気。変わったところですと、海底から自然に噴き出している温泉を求めてシーカヤックやスキューバで向かわれる方々もいらっしゃる様です。

今回は桜島の変わった温泉の中から、自分で掘ってオリジナルの足湯が作れるスポット『有村海岸』をご紹介します。

有村海岸は桜島港から車で約20分の位置にあります。車の無い方は桜島港バス停から桜島の南側を走る三州バスに乗って有村バス停で下車されると良いでしょう。バスの間隔は30分～1時間おきに出発しています。

▲バスを下車したら小道を降りて海岸へ向かいましょう。

▲有村海岸の前は車を停めるスペースがあります。

雨の日の桜島は水なし川から土石流が流れてくる可能性がある為、温泉掘りは控えましょう。
潮の満ち引きで出来る時間帯が限られていますので、行く前に温泉掘りが可能かどうか、桜島ビジターセンターに確認を取ってみる事をオススメします。

▲桜島ビジターセンターにはスコップ・タオル・有村海岸への地図がセットになった温泉掘りセットが販売されています。（500円）

温泉が出るポイントは波打ち際がオススメ。小さなスコップでも簡単に温泉が湧き出してきます。