ロカマガ

※今年の『つ・つ・つGARDEN』は盛況のうちに終了しました。また来年！

□店名どおり、緑あふれるカフェなのだ□

5月16日に東京都板橋区で開催される『ときわ台「つ・つ・つ」GARDEN』の出店者を紹介する短期集中シリーズ。
2回目は東京都板橋区常盤台の『グリーンカフェ』。イベント当日は会場でカフェメニューを販売する。

住宅街で週に3日だけオープンする憩いの場、それが『グリーンカフェ』だ。店の前にも店内にも緑があふれる。入口は開放されていることが多いので、緑のフィルターを通った空気が客席に流れ込む。

▲風を追って視線を上げれば白い青空

■技ありのフードメニュー

▲本日のプレート（500円）

たっぷりの野菜にカボチャのキッシュ。近所のベーカリー『コパンモンマルトル』の焼きたてのパン。きりっとした味のポテトサラダもついて満足度は高い。

▲パンはご近所の『コパン モンマルトル』製

▲『つつつ』当日に提供予定の『グリーンカレー』（600円）

▲野菜がゴロンゴロン。ごはんは大麦入り

ひと口目は本格的な辛さ！　「水がないと無理？」と思いつつ食べ進めるうちに野菜の甘さが広がって、スプーンを口に運ぶのが楽しくなる。

▲名物『ガレット』のメニュー（そば粉のクレープ）

▲『抹茶とあずきのガレット』（600円）

■「地域の人しか意識していない」

板橋区の地域編集長・タハラがつい長居していると、買い物帰りらしいおばあさんが「シュッとするやつ」と言いながら入ってきた。「クリームソーダでいいかな」とオーナーの田口さん。（そんなのあったっけ？）とメニューに目を走らせたが見当たらない。こんどは「おやきある？」「はいよー」　どうやらキッシュのことらしい。
「『カフェはこうあるべき』みたいの、うちにはないんです。地域の人のことしか意識していない。その人にとって『居心地』のよい場所でありたいんです」（田口さん）

■green CLEAN

▲『平和公園』

▲駅から5分でこの広さは貴重

毎月第1日曜日の朝10時から30分ほど『平和公園』のゴミ拾いをする活動が『green CLEAN（グリーンクリーン）』。田口さんご夫妻が中心となって、2014年の9月から続けている。『平和公園』はグリーンカフェのお隣とも言える場所にある、板橋区では広めの公園だ。
「この公園が大好きなんです。店の場所を決めたのも、この公園があったから」（田口さん）
毎日、多くの人が『平和公園』に遊びに来るし、通勤や通学で公園の中を通る人もいる。だが、ゴミに気づいても、ひとりではなかなか掃除する気になれないものだ。「きっかけになったら」、そのくらいの気持ちで毎月のこの活動を続けているそうだ。

▲みんな気持ちよさそう！（写真提供：グリーンカフェ）

■いい街にはかならずいいカフェがある

田口さんは「いい街にはかならずいいカフェがある」という言葉が好きだという。この言葉をひっくり返せば「いいカフェがあるのがいい街だ」となるし、さらに捻ると「カフェは街の魅力がなければ輝けない」と言えるだろう。こんな「いいカフェ」がある常盤台は「いい町」と言ってもよさそうだ。

（※価格はすべて税込み）

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『green CAFE』

ブログ　→　こちら　ワークショップ情報あり
住所：東京都板橋区常盤台4-5-23
グーグルマップ　→　こちらの o（小文字）
最寄り駅：東武東上線『上板橋』駅　北出口から約650メートル　徒歩約８分
電話：090-2924-1499
営業時間：11時から20時
営業日：毎週日・月・火の３日間
完全禁煙

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『ときわ台「つ・つ・つ」GARDEN』概要
日時：2015年5月16日（土曜日）　10時から16時
会場：ときわ台天祖神社

内容：出店者の作品の展示、販売
舞台でのライブ、パフォーマンス
ワークショップなど

開催の趣旨
地域で『つくる』『つどう』『つながる』
「地域の鎮守の森・神社という歴史的空間で「ものづくり」体験、アート作品や音楽などと触れることで、本来持つ創造性を再発見し、人と人、人と地域のコミュニケーションをはかり、地域をにぎやかに元気づける場を提供すること。」

主催：『ときわ台「つ・つ・つ」GARDEN』実行委員会
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【■048　取材日：2015.5.5】