大分県

山間の絶景ビュー「大辻あじさい園」もまもなく見頃

大分県豊後大野市三重町のアジサイの名所といえば「大辻あじさい園」だ。木々の合間で咲き競う光景は、絶景ビューで、大辻山ならではだ。
大辻山であじさいの栽培が始まったのは、1988年(昭和63年)。以後、斜面を切り開くとともに、補植や枯れ株の除去を繰り返し、今では林道沿線を含めると、約8000株にまで増えた。
▲2016年6月9日撮影
管理を行うのは地元の方々31人からなる「大辻公園ボランティアの会」で、会長の都 武信さん(67歳)はこの日も草刈りに汗を流していた。
そして、あじさいの名所として知られるようになったのも「会員みんなの流した汗のおかげです。今では、高齢者ばかりになったけど、いいチームワークですよ。高齢で草刈りなどの作業が無理なお婆ちゃんたちは、団子汁やまんじゅう、焼き餅などの差し入れをしてくれるんです。作業の後のお茶は、有意義な時間になっています」と。
▲2016年6月9日撮影
斜面をそのまま利用した園内に延びる散策道は、綺麗に草が刈られ、訪れる人を迎える準備も整った。まさに「おもてなしの道」だ。
▲2016年6月9日撮影
この斜面に広がる「大辻あじさい園」は、実は、ほぼ上り着いた道路脇にある「あじさいの家」から道路下の斜面に広がる。
▲2016年6月9日撮影
木々との調和が美しい。あじさいの家からの眺めだ。
▲2016年6月9日撮影
あじさいの家から続く散策道を下り、お気に入りの場所、お気に入りのあじさいを見つけたい。
▲2016年6月9日撮影
林間ならではの静かさに、身も心も癒される。
大辻あじさい園へは、菅尾農免農道から山間の林道へと入るが、この看板が目印。
▲2016年6月9日撮影
なお、その林道は、両脇にアジサイが列をなす。まさに「あじさい道路」だ。
▲2016年6月9日撮影
とはいえ、道路幅はそんなに広くない。離合への配慮を心掛けながら、譲り合いの精神で進みたい。
▲2016年6月9日撮影
林道に入って、約1.8kmほどで「大辻あじさい園」に着く。目印は、この「あじさいの家」だ。
▲2016年6月10日撮影

リピーターさんの中には、「あじさいの家」で弁当を広げる人も多い。あじさい園を見下ろしながらの絶景ランチはさぞかし、だろう。
▲2016年6月10日撮影

だが、初めて訪れる方の中には、この「あじさいの家」を通り過ぎて300mほど山頂方面へ走った場所にある「大辻公園」へ行ってしまう方も多いそうで、都さんは「そんな方から、テレビで観たのと様子が違う、8000本もどこに植わってるの、などと問い合わせがあるんですよ」と…。
そして「看板の整備が不十分のせいだと反省してますが、ぜひ、『あじさいの家』から広がるあじさいを見て欲しいですね」とも。
こちらが、大辻公園だが、広い駐車場とトイレがあるので有り難い。

▲2016年6月9日撮影

見頃について都さんは「この咲き具合だと、6月15日あたりからが最高ではないでしょうか」と。

<スポット情報>
大辻あじさい園
住所:大分県豊後大野市三重町大辻
電話:090-8910-3246(都 武信)
料金:無料
駐車場:10台&大辻公園100台(無料)
MAP
https://www.google.co.jp/maps/dir//%E5%A4%A7%E8%BE%BB%E5%B1%B1/

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