大分県

国指定史跡「岡城跡」に無料休憩所とトイレ新設

大分県竹田市にある国指定史跡「岡城跡」に、散策途中の一休みに嬉しい無料休憩所が完成した。休憩所は、2016年10月22日(土)23日(日)に開催される「第23回全国山城サミットin竹田」までに完成を、と2016年4月7日(木)に着工したもので、10月12日(水)、完成を祝う落成式が行われた。
休憩施設ができたのは、最上部の「本丸跡」の下にある「二の丸跡」。あの「荒城の月」の作曲で知られる滝廉太郎の銅像がある場所だ。
軒下の木製ベンチから見る、本丸跡の石垣や三の丸跡方向の眺めもすばらしく、紅葉時期が待ち遠しい。
床面積は98.03平方メートルで、中は広々として落ち着いた佇まいに癒される。そこには、ドリンクの自動販売機が設置されているので、これまでのように、駐車場で、前もって買ってから、持ち歩くようなことはしないですむ。
城跡内の標識も、休憩施設の完成に合わせ、新しくなった。
その標識では、トイレを示すマークが二つ。トイレマークは、「本丸跡」(二の丸跡)と「賄方跡」の二か所を指す。
実は、トイレだが、これまでは、岡城に上ってしまうと、「賄方跡」の一か所しかなく、不自由感があったが、今回の休憩所の完成で、散策のメインルート上の「本丸跡」の手前の「二の丸跡」にもトイレが設けられたことになり、実にありがたい。
そのうえ、トイレは明るく綺麗な板張りで、車いす用トイレは、実に広々としている。
さらに、「二の丸跡」から「本丸跡」へは、もともとの石段を登ってたが、休憩施設の中からも上がることができる。石段より登りやすく、手すりもついているので有り難い。
階段を上がりきると、そこは本丸跡だ。
岡城跡も、これから紅葉の季節を迎えるが、休憩所のお陰で、これまでよりも、ゆっくりと時間をかけて散策を楽しめそう。
なお、身体的に登城が困難な方々向けに、駐車場から本丸東側(東中仕切)まで、土日祝のみ無料の岡城跡登城バスが運行されているが、紅葉が見頃の11月14日(月)から11月25日(金)の間は平日も運行される。

岡城跡
住所:大分県竹田市大字竹田2761(岡城料金徴収所)
電話:0974-63-4818(竹田市教育委員会文化財課)0974-63-1541(岡城料金徴収所)
料金:高校生以上300円(20名上団体200円)小・中学生150円(20名上団体100円)
駐車場:140台、大型9台(いずれも無料)
MAP
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%B2%A1%E5%9F%8E%E8%B7%A1/

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