グルメ

日曜限定! 食後に店名が口をつく焼肉ランチ

□牛タンづくしランチ(1200円)。サラダが画面に入らん!□

『板橋ランチその9』として、東京都板橋区大山町の『Korean Kitchen SANKYU』(以下『SANKYU』)で日曜日にだけ提供されているランチを紹介する。出会いのチャンスは週のうち3時間! 貴重かつ希少、満足度5つ星の焼肉ランチだ。

■「量が少ないと言われたことはありません」(マスター)

ランチと言っても毎週同じメニューが繰り返されるわけじゃない。定番の『サムギョプサル』(890円)以外のメニューは、仕入れと在庫の状況に応じて『ベストの献立』が決められる。

▲『牛タンづくしランチ』のタン部分だけをアップで。みそタン4枚、タン塩3枚、ネギタン3枚の計10枚舌

▲山ほどネギを盛ってみた。うまっ!(牛です)

▲この日のランチメニュー

▲もう一品『和牛A5ステーキ』(1560円)。『玉子スープ』をチョイス

▲焼き網を占拠する迫力ステーキ。また炭の加減が絶妙なんだ

■A5和牛←説明できる? 『肉質等級』について

よく耳にする「A5等級の最高級和牛」というフレーズ。その内容をざっくりと表にまとめてみた。

▲等級は(ABCの3段階)×(5~1の5段階)で15クラスある

注目してほしい点がふたつある。ひとつは「味についての評価項目がひとつもない」点。そしてもうひとつ、『肉質等級』が平均点ではなく「いちばん低く評価された項目」によって決まる点だ。
この2点から、「A5評価の肉が、かならずしもA4よりおいしいとはかぎらない」と考えることができる。ひっくり返せば「等級だけに頼らない『仕入れの目利き』が店の武器」とも言えるだろう。
『SANKYU』の肉を味わって「このおいしさでこの値段?」と驚く人が多い秘密は、この辺にあり、と見た。

■夜の『SANKYU』で希少部位に溺れる

▲希少of希少部位の『えんぴつ』。1頭の牛から採れるのは300~500グラム! 時価だが、この日は160グラムで1750円

▲グランドキャニオンのごとく屹立する『えんぴつ』。味については書くまでもない(以下同)

▲『A5ザブトン』(1750円)

▲『A4芯芯』(1000円)

▲希少部位メニュー。載っていない部位もあったりして

▲マスターに聞けばしっかり解説してくれます

▲これまで食べたなかでいちばん冷たく、うまかった『冷麺』は780円

■マスター・金俊益さんにうかがった

マスターは大阪・鶴橋のご出身。焼肉の本場じゃないですか!
「実家は飲食業ではなかったけど、まわりに焼肉屋が多かったから自然と味を覚えました。いまも、当時の味を再現しているようなところがあります」(金さん)。
一度は会社勤めをしたものの『独立』の夢は捨てがたく、麻布(東京都港区)の焼肉店で経験を積んで『SANKYU』を開店したのが2009年のこと。
「特色を出そうと思って、開店当初は全品390円だったんです。ビールを飲んで、肉を3~4種類食べて、〆のご飯ものまで含めて3000円でお釣りがくる。これならお客さんも来やすいだろうと」。なるほど、店名のもうひとつの意味、ですね。いまでもドリンクは『フローズンマッコリ』も含めて390円だし、絶品の『タンシチュー』もこの値段。現在の客単価は3000円台だそうだから、このときのコンセプトは健在なのだ。

「物価がどんどん上がっちゃって。390円では提供できない『よい肉』も出そう、と」。希少部位の曙、である。質(もちろん味も)の割にはやっすいですよね、と聞いてみた。
「本当は板橋まで来てくれないような、上野や銀座方面の高級店専門の問屋さんが、曜日を決めて来てくれるようになったんです。でも同じ値段で出したんじゃ競合店(大山は焼肉の激戦区でもある)に太刀打ちできない。新宿で5000~6000円、銀座ならもうちょっと高くなる肉を2000円以内で提供すれば……」。それ、客はありがたいけどお店はだいじょぶなのかー?
「ほんま自転車操業ですよ」と笑うマスター。こんないい店、みんなで電動アシストしなくちゃ!

▲マスターの後ろの壁には……。スポーツ選手やプロレスラーの常連も多いそうだ

※価格は税別です
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『Korean Kitchen SANKYU』

▲店内

▲外観

住所:東京都板橋区大山町8-10 大塚ビル1階
グーグルマップ → こちらのY(大文字・ピンク色)
電話:03-5926-6339
最寄り駅:東武東上線『大山』駅から徒歩約2分
営業時間:17時から24時
日曜ランチ:11時30分から14時30分(L.O.13時45分)
定休日:火曜日(しかし営業すること多し。電話で確認を)
※喫煙可
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【■067 取材日:2015.8.3ほか】

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