大分県

住高原「星降る館」の日田焼きそばは「萬天楼」直伝

大分県竹田市の久住高原にある「星降る館」は、2016年9月1日(木)から、店名はそのままに、日田焼きそばをメインとするお手軽グルメスポットに生まれ変わった。
使用する麺は、大分産小麦100%にこだわる日田市の溝口製麺の麺。溝口製麺といえば、日田焼きそばの店「萬天楼」を営むが、「星降る館」は「萬天楼」の久住高原支店というわけだ。

日田焼きそばと言えば、豚バラ肉のカットが特徴的で、チョイ厚めの細切り。そこに豚肉と同じ程度の長さにカットした中細ネギが加わる。店長でシェフの穴井秀二さん(55歳)は「この切り方だと、ソースが良く絡んでくれるんです」と。
次に麺は生麺。生麺を茹で、湯を切って鉄板に。麺は中太ストレート。いきなり炒めることはせず、焼く。
軽く押さえたら、しばらく放置する。
焦げ目がついたら、裏返してさらに焼き、ここでもやしを加える。
炒めておいた豚肉とネギを戻し、炒め合わせる。
主役の麺を支えるのは、豚肉とネギともやしの、スーパートリオ。まさに日田ならではの名脇役で、これら以外は、何も足さない。これが、日田焼きそばたるゆえんだ。
軽く炒めたらオリジナルのソースを加え、さらに炒める。
ここで穴井さんは、具材をあおるように一気に炒め合わせる。あおる度にたれが絡む。しっかり絡んでいい色合いになれば、「萬天楼」直伝の日田焼きそばの出来上がりだ。
プラス100円で目玉焼きをトッピング。イートインOKなので店内で食べることにした。店内は、広く、焼き肉がメインだった当時のままだ。
目玉焼きは思った通り、半熟。黄身を麺に絡めるのに好都合で、ソースとの相性も良い。
麺は、カリッとした香ばしさを漂させながらもモチモチ食感も併せ持ち、シャキシャキのもやしとともに噛みごたえ充分で、濃厚ソースの絡みも申し分ない。これなら、白ご飯との相性もいいかも…。
星降る館は、テイクアウト自在。
サクッとして中はトロ~リ、大振りの「揚げたこやき」は550円。
ソフトクリーム王国たけたのスタンプラリーにエントリー中の「濃厚製乳ソフト」(300円)も人気だ。

いよいよ秋の行楽シーズンだが、ニュースタイルの「星降る館」は、久住高原のドライブ途中のちょっと一息や、お手軽ランチにおススメだ。

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メニュー
日田焼きそば:600円
目玉焼き:100円
大分からあげ:600円
豊後牛コロッケ200円
白ごはん:150円
わかめスープ:100円

<スポット情報>
店名:久住高原「星降る館」
住所:大分県竹田市久住町大字久住4050-2
電話:0974-76-1105
時間:10:00~17:00
休業日:火曜日
席数:店内40席&テラス10席
駐車場:15台(無料)
MAP
https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%98%9F%E3%81%B5%E3%82%8B%E9%A4%A8/

 

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