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デカ盛り居酒屋『花門』の真実★前編 板橋区

□名物のサラダ。豆腐が小さく見える□

東京都板橋区上板橋の『居酒屋 花門』(以下『花門』)を紹介する。
「ダジャレ連発のイラン人マスターがいるデカ盛り店」として、テレビ・雑誌・ネットで繰り返し取材されている有名店だ。「聞きしにまさる」とはまさにこの店のこと!

▲卵9個でも同じ値段って?

▲ベーコンもびっしりだ

明言する。「『花門』の料理はうまい」と。何をオーダーしてもマスターの人柄そのままの、明るい優しさに満ちている。

▲イラン料理も名物。イラストは似ていない

▲『イラン人気ロール』。ひよこ豆がよいアクセントに

この日は板橋区の地域編集長・タハラにとって『人生でいちばんサラダを食べた日』となった。それでも大皿にそびえるサラダ山脈に完敗! ぎっしり4パックのお土産(パック代無料)にしてもらい、家で量ったら1キロ近かった。

▲甘えさせてもらいました

■400円均一の理由

マスターのマンスール・コルドバッチェさん(以下マンスさん)がイランから来日したのは1988年。昼は日本語学校、夜はアルバイトをして資金を貯め、4年後の1992年に『花門』を開店する。わずか4年で? と思うが、並の日本人以上のボキャブラリーでダジャレを連発するマンスさんを見ると「やればできるんだ」と納得。
開店当初は、料理ごとに価格が異なる『ふつうのシステム』だった。現在のような『オール400円』制のきっかけはこんな出来事だ。
ある夜マンスさんは、若いご夫婦がメニューを見ながら小声で相談しているのを聞いてしまう。そのご夫婦は、高い料理をあきらめて安めの品をオーダーした。閉店後、マンスさんはすべての料理を値下げし、一律400円にしてしまった。この思い切りと行動の早さが『花門』の芯だ。

■デカ盛りという名の愛

マンスさんは言う。「唐揚げは1皿4個でした。でもお客さんが5人で来たら1個足りない。それなら5個にしよう。もうひとつ食べたい人がいるかもしれない。8個にしよう。みんなが2個ずつ食べられたらハッピー。10個にしちゃえ!」

▲この唐揚げが400円

▲ふたりでも10個あった

ふつうは最初の段階で「唐揚げ2皿でよろしいですね」って言うものなんですけど……。
『花門』のメニューは8割以上が赤字らしい。すなわち、お客さんが増えれば増えるほど経営が苦しくなる。
「『花門』を好きになってくれて、のれん分けを望む人がいます。そういう人には『貯金、いくらありますか?』 たくさんないと『花門』はできないよ」。
いまのところ『花門』に支店は、ない。

■なぜ『花門』はつぶれない?

原価割れしていないとはっきり言えるメニューがアルコール類。それでも一般的な料金より安くてシステムもユニーク。カウンターに並ぶ30種類位上のボトルのどれを選んでも、水割りとソーダ割りが400円、ダブルなら500円。やっぱり安い。そして濃い。

▲アルコール 利益は薄く 酒は濃く

▲『藤枝みどり』という緑茶をつかった『緑茶ハイ』

■公式応援ブログ『花門にカモン!』

お客さんが増えるほど『花門』の台所事情は苦しくなる。それでもマンスさんは、たくさんのお客さんに来てほしいと思っている。純粋に人を喜ばせたい、笑顔が見たい。そういう人なのだ。
そんなマンスさんに惚れ込んで『花門』に通う人は多い。公認ブログ『花門にカモン!』を毎日更新し続けるメルシィさんも、そのひとり。

▲ブログ『花門にカモン!』はお店の一部だ

2013年にYouTubeで『花門』の存在を知ったメルシーさんは、ほどなくお店を訪れる。最初の訪問でマンスさんの人柄と料理のファンになり、慣れないブログを始めた。「マスターのお役に立ちたい。マスターの暮らしをすこしでも楽にしたい」というのが、行動の原動力だった。
ほとんど毎日、休みなく書かれた記事の数はすでに765本!(5月9日現在)
タハラはこのブログを「アルバイトの人が仕事の一環として書いているのかな」と思っていたのだが、聞いてびっくり、メルシーさんのお住まいはご近所どころかお店まで1時間もかかる場所だった。
店を訪れたときに写真を撮り溜め、来店の合間にマンスさんがメールで情報を送るという、二人三脚で1000回を目指す存在が『花門にカモン!』なのである。

関連記事 デカ盛り居酒屋『花門』の真実★後編 板橋区

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『居酒屋 花門』

公式ブログ『花門にカモン!』は → こちら
住所:東京都板橋区上板橋3-6-7
グーグルマップ → こちらの m(小文字)
最寄り駅:東武東上線『上板橋』駅 北出口から約400メートル 徒歩約5分
電話:03-3935-9222
営業時間:18時から25時
定休日:火曜日 祝日
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(※価格はすべて税込みです)

【■043 取材日:2015.5.3、5.7】

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