大分県

裸神輿と水しぶき!緒方三社川越し祭りにはドラマが

大分県豊後大野市緒方町で、裸神輿が夜の緒方川を渡る緒方三社「川越し祭り」が、11月28日(土)29日(日)の二日間にわたって開催される。
場所は、日本の滝百選の「原尻の滝」の少し上流。川の中の大鳥居をくぐる。

「川越し祭り」が始まったのは、今から800年ほど前だと言い伝えられているが、開催日は旧暦の10月14日、15日だったと。
それが、昭和の時代、農村が故の人口減少で、若者が少なくなった上に「平日では、若者たちが仕事等の都合で参加できない」ということから、旧暦の10月14日、15日に最も近い土曜日、日曜日での開催となった。これが、毎年、祭りの開催日が異なる所以だ。

緒方三社とは、一の宮(久土知)、二の宮(原尻)、三の宮(上自在)の三つの八幡社のことで、「一の宮社」には仲哀天皇、「二の宮社」には応神天皇、「三の宮社」には神宮皇后が祭られていると…。

祭りの呼び物は、勇壮に川を渡る裸神輿。母である「三の宮社」の神宮皇后が、松明(たいまつ)に導かれながら、夜の川を渡り、我が子、応神天皇が待つ「二の宮社」をめざす場面だ。
川を渡り切った神宮皇后は、参道を進み、二の宮社の二つの鳥居をくぐる。その先には、苔むした石積みの階段。
その石段を、神輿が一気に駆け上る。いつ見ても、足を踏み外さないか、と冷や冷やする。
駆け上がった本殿へは、父である「一の宮社」の仲哀天皇もやってくる。そして、一年に一度だけの、親子3人水入らずの夜を過ごすのだ。
一夜を過ごすと、神宮皇后は、再び川を渡り、三の宮社へと帰る。これが、「川越し祭り」ストーリーで、見どころは前夜、そして次の夜の二度の川を渡る神宮皇后の雄姿だ。
なお、「戦時中は、裸神輿を担げば、鉄砲玉に当らない、と多くの若い衆が担いだ」との言い伝えもある。

■日程(11月28日・日)■
18:00 三の宮社神輿お発ち(花火合図)
19:00 三の宮神輿川越し(花火合図)
一の宮社神輿お発ち
19:40 二宮社に神輿到着
■日程(11月29日・土)■
14:00 緒方神楽
19:00 三の宮社神輿川越し
一の宮社神輿お還り

【お願い】
当日は、係員の指示に従って道の駅「原尻の滝」ほか臨時駐車場(無料)をご利用ください。
___________
緒方三社「川越し祭り」
会場:大分県豊後大野市緒方町「原尻の滝周辺」
期間:2015年11月28日(土)~11月29日(日)
時間:11月28日(18:00~)11月29日(14:00~)
電話:0974-42-2111(豊後大野市緒方支所)
駐車場:道の駅「原尻の滝」ほか臨時駐車場(無料)

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