大分県

豊後大野の高糖度甘藷「甘太くん」をプリンで味わおう

大分県豊後大野市緒方町のジェラート屋ミルクファームフルショウでは、大分特産の甘藷”甘太くん”のプリンが注目を浴びている。名付けて「甘太くんの和風”夢”ぷりん」(300円)。プリンの上にたっぷりの甘太くんのペーストがデコレートされており、漂う甘藷の香りが、姿はプリンとはいえ、和の風合いを感じさせる。
ペーストは、甘太くんを蒸(ふか)し、練り上げて裏ごしして作るが「その粘りは他の甘藷とは大違いです」と古庄さん。さらに「こんなペーストは、甘太くんでないと出来ないですね」とも。
ペーストはしっかり目でスプーンに粘っこくまとわりつくが、優しい甘さとしっとりと滑らかな舌触りは、甘太くんならではで申し分ない。ペーストだけを食べても、新感覚のスイーツとして通用しそうな存在感がたまらない。
プリンは、搾りたて牛乳に生クリーム、卵黄をベースに、甘太くんペーストが練り込まれている。甘太くんペーストのなせる技か、すくってみると、スプーンにまとわりついたままで滑り落ちない。
ネットリ感が、通常のプリンとは一線を画す。とはいえ、舌触りやのど越しの滑らかさは負けず劣らず。新感覚のプリンだ。
ちなみに、これが、甘太くんの焼き芋だ。焼きあがるころには、皮から蜜がにじみ出る。割ると、ジューシーさをも漂わせるしっとり感が特徴的だ。実に甘い。正真正銘の高糖度だと実感する。
甘太くんは、大分産の”べにはるか”を一定期間貯蔵し、甘味を際立たせた大分独自のブランドで、「甘太くん」を名乗ることができるのは、全農おおいた(全国農業協同組合連合会大分県本部)を通じて販売されたものだけ。
当然、加工するために甘太くんを使用する場合も、全農おおいたと使用許諾契約を結ばなければならない。
ジェラート屋ミルクファームフルショウのオーナー古庄史郎さん(77歳)は、すでにその契約を締結している。だから、甘太くんを原材料として使用することはもちろんだが、「甘太くん」そのものを商品名に使用することも、古庄さんの場合は自在だ。
ちなみに豊後大野市は、隣接する臼杵市と並んで、「甘太くん」の主要産地だけに古庄さんは「豊後大野市産の甘太くんを、特産品づくりに生かしていければ、そして豊後大野市のさらなる魅力発信につながれば嬉しいですね」と力強く話してくれた。
店の名前は、ジェラート屋ミルクファームフルショウと長いが、実は、古庄さんは牧場主でもあり、4頭の乳用牛を飼養する。搾りたて牛乳を使ったミルクジェラートも人気で、12種類とバラエティーに富む。
上段左から「抹茶」「ブルーベリー」「ラムレーズン」「チョコレート」「ミルク」「ティラミス」。下段は左から「紫イモ」「チョコチップ」「ラズベリーピーチ」「カフェラテ」「柚子」「カボチャ」と並ぶ。いずれもシングルは300円。ダブルはお好みを2種類チョイスできて350円とお得感が嬉しい。。
テイクアウトで周辺散策を楽しむのにもってこいだが、イートインOKなので、店内でくつろぐのもいい。その際おススメなのが、ワッフルジェラートケーキ(380円)だ。定番のミルクジェラートにワッフルと濃厚ソースのデコレーションは目にも鮮やか。濃厚ソースはラズベリー、チョコレート、キャラメルの3種からお好みをチョイスできる。

ジェラートに散りばめられたカリカリ食感のクランチと濃厚ソースは、滑らかなミルクジェラートと、色合いも食感も抜群の相性。「春よ来い、早く来い」と、春を感じたい時に食べたい。

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