九州

晩秋の岡藩城下町で味わおう、一日だけの特別なお茶席

大分県竹田市で、晩秋色に染まる2016年11月27日(日)、無勝手席やお煎茶席、お抹茶席、中国茶席を味わう「TSG小茶会=2016年晩秋=」が開催される。
江戸時代、岡藩城下町の旧竹田荘で制作の傍ら、煎茶をたしなんでいたという画聖・田能村竹田をはじめとする先人への想いを重ねながら、お茶の文化に触れよう、という一日だけの特別なお茶会だ。
「無勝手席」では、竹田市生まれで竹田市在住の陶芸家甲斐哲哉さんの、野焼きによる茶器でお茶を味わえる。「野焼き」は、地面に穴を掘り、作品を並べ、薪で覆いかぶせるようにして焼く。1250℃程の登り窯やガス窯等と違って、「野焼き」の場合の温度は900℃程度と低めで、焼き始めてから焼き終わるまで、10時間ほどを要する。それだけに「じっくり優しく、が野焼きならではです」と甲斐さん。
急須や湯のみ、菓子器のほか、水差しや湯さましも、野焼きによるもので、薪が燃えた後の熾き(おき)に埋もれて黒ずむという色合いがたまらない。

水差しに湯さましだ。これで適温にし、急須に注いでお茶をいただく。スローな時の流れを贅沢に楽しむにはもってこいで、ほっこりと癒されることだろう。
聴けば、「お菓子もオリジナルを用意させていただきます」と甲斐さん。この菓子器に、さてさてどんなお菓子が盛られるのか、と気持ちがはやる。
これは、「織部焼」。力強い取っ手がついた、甲斐さん自慢の花器だ。「割った竹を飾りますよ」と甲斐さん。竹をあしらった様子を目の当たりにしたいものだ。

甲斐さんの「無勝手席」は、甲斐さんが制作した茶道具が使用され、花器もお菓子も甲斐オリジナル。さらに、亭主は、甲斐さん自身というのも嬉しい。
このほか、茶会では、中臣一さんが亭主の「お煎茶席」や中山秀斗さん、阿部麻海さんが亭主の「お抹茶席」、沈露露さんが亭主の「中国茶席」も用意される。いずれも、亭主さんオリジナルの茶道具を楽しめる。
晩秋の岡藩城下町ならではの特別な記念日におススメだ。
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お茶席
11:00~12:00:一人一席700円(含む:旧竹田荘入場料)
14:00~15:00:一人一席700円(含む:旧竹田荘入場料)
15:00~16:00作品一般公開(入場料300円)
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お茶席亭主
無勝手席:甲斐哲哉
お煎茶席:中臣 一
お抹茶席:中山秀斗・阿部麻海
中国茶席:沈露露
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<イベント情報>
イベント名:TSG(竹田総合学院)「小茶会」2016年晩秋
期日:2016年11月27日(日)
会場:旧竹田荘
住所:大分県竹田市竹田殿町
小茶会申込:090-4439-5216(担当:澤田)
時間:11:00~16:00
料金:一人一席700円(含む:旧竹田荘入場料)
定員:40名(各お茶席とも午前の部5席&午後の部5席)
作品一般公開:15:00~16:00(入場料300円)
駐車場:竹田私立歴史資料館がおススメ
アクセス
https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%97%A7%E7%AB%B9%E7%94%B0%E8%8D%98/竹田私立歴史資料館
http://www.taketan.jp/spots/detail/57

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