九州

夏こそ飲みたい…米こうじの甘酒は夏の最強ドリンク

大分県豊後大野市犬飼町のヤママス大津留商店は、創業明治18年の老舗こうじ屋だ。伝統の「米こうじ」で作る甘酒は、「米」以外は、何も足さない。米と米こうじを発酵させるだけの、昔ながらの甘酒だ。
これが、自慢の米こうじ。製法はもちろん、「山に升」のマークも創業時から受け継がれる。
米こうじで作る甘酒は、発酵の段階で自然の甘さが醸されるので、砂糖を使う必要がない。もちろん、嬉しいノンアルコールだから、飲む時間帯を気にしなくていい。
5代目オーナーの神田俊二さん(62歳)は、「甘酒は健康にも美容にもいいんですが、夏バテ防止に、夏こそ飲んで欲しいですね。俳句では、甘酒は夏の季語ですし、昔から夏に重宝がられた飲み物だったんです」と話す。
米と米こうじだけだから、嫌なアルコール臭はなく、トロ~ッとしてるのに、のど越しはスッキリ。
口中に広がる米こうじならではの粒々の食感も心地良く、「牛乳は飲まずに噛みましょう」ではないが、自然と噛みながら飲むので、それだけでも体に良さそうだ。
これから暑さ本番の季節、キリッと冷やして、お気に入りのグラスでクールに味わいたい。
甘酒には、900ミリリットル(750円)と、飲みきりサイズの180ミリリットル(290円)とがある。
ノンアルコールだし、ドライブ途中のホッと一息に、飲みきりサイズの小瓶はありがたい。
しかも、この甘酒は「縁結びの甘酒」という。実は、犬飼町の三の岳(標高548.5m)には弘法大使が祭られているが、それは弘法大使が訪れた際、水を飲ませようとした村人が、山を下り、谷底から水を汲んで来た労苦に対し弘法大使は「不便じゃのう、私がお礼に水を」と杖で地面を数回たたくと、500mを超す標高ながら、清水が湧き出たことによるものと伝えれれている。(犬飼町誌)
以来、弘法大師参拝の地として多くの方が訪れるようになり「おかげで子供の結婚が決まった、孫の縁談がまとまった」などおめでたい話が広まった。そんなことから、湧き出る水は「縁結びの水」として親しまれるようになったのだと…。
「そんな伝説から『縁結びの甘酒』というネーミングにしました」と神田さん。「縁結びの甘酒」を飲めばどんなご利益があるか、それは不明だが体が喜ぶのは間違いないだろう。しかも、こうした水と弘法大使にまつわる有り難い伝説を、今も、そしてこれからも伝え続けることは、犬飼町民ならずとも、実に嬉しい。
ラベルのキュートな相合傘にも、ハートを射抜く矢にも、心癒される。

縁結びの甘酒は、ギフトやお土産にピッタリのビニール製の手さげバッグに入ったセットもある。神田さんは「病気見舞いにと、飲みきりサイズのセットを買ってくれるお客さんも多いんですよ。有り難いですね」と。
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縁結びの甘酒
900ミリリットル(750円)
900ミリリットルギフトセット(3本・2600円)
180ミリリットル(290円)
180ミリリットルギフトセット(8本・2400円)
<スポット情報>
ヤママス大津留商店
大分県豊後大野市犬飼町犬飼10番地
時間)8:00~18:00
定休)不定
電話)097-578-0037
駐車場)5台(無料)
MAP
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E7%95%99%E5%95%86%E5%BA%97/ 

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