大分県

おもてなしの寺「妙顕寺」のあじさいに心ときめいて

▲2016年6月2日撮影

大分県臼杵市の妙顕寺では、今年もあじさいが咲き始め、訪れる人の目を楽しませている。
妙顕寺は、国道502号「土橋交差点」から臼津バイパスを津久見方面へ走った高台の斜面にあり、境内は2000株のアジサイに覆われている。
アジサイは、強い陽射しに弱いので、晴れの日には、出来れば午前中に出かけたい。高台にあるだけに、ここでは、青空とのコントラストも楽しめる。
今年で10年目を迎えるアジサイ園だが、ホンアジサイのほか、ガクアジサイやヤマアジサイ、西洋アジサイなどが咲き誇り、その形、色合いもさまざま。
▲2016年6月2日撮影
▲2016年6月2日撮影
▲2016年6月2日撮影
▲2016年6月2日撮影
▲2016年6月2日撮影
時間のある時は、住職の松川善行さん(57歳)たちが冷たい麦茶と共にもてなしてくれる。そんな住職さんの一番のお気に入りは、この見上げる白いあじさい。「あじさいが境内を彩るようになって10年めになりますが、一本の株がこんなに大きくなってくれました。数えてみたら1000に近い花数に驚きました」と松川さん。
▲2016年6月2日撮影
細やかな手入れ、花が終わった後の行き届いた手入れの賜だが、その心強い助っ人が、従兄にあたる中津留康隆さん(73歳)だ。
運が良ければ作業中の中津留さんに「どこから来たんですか」と声をかけてもらえる。その気さくさが人気で「せっかく見に来てくれるのだから、きれいにしとかないと申し訳ないよ」と暇を見ては、津久見市からやってくるのだと。
▲2016年6月2日撮影
ただでさえ魅力的なあじさいだが、散策道のところどころで語りかけてくるような俳句に心ときめく。妙顕寺ならではのおもてなしに感動だ。
▲2016年6月2日撮影
俳句は、前住職の松川日照さん自作で、アジサイの中の散策道を歩きながら、じっくり味わいたい。

▲2016年6月2日撮影

▲2015年6月17日撮影
▲2015年6月17日撮影

そして最後は・・・。
▲2016年6月2日撮影

なお、妙顕寺では、2016年6月12日(日)、今回で3回目の「あじさい祭り」が開催される。住職の松川さんは「たくさんの方に佐藤俊美さんのハーモニカ演奏を楽しんでもらいたいですね」と。聞けば佐藤俊美さんは「ハーモニカの西日本コンテストで1位、全日本コンテストでも3位入賞の実績を持つ」のだと。見頃を迎えたあじさいとともに癒しの音色を楽しみたい。生け花展も同時開催となっている。

なお、見物に居合わせた方々と「何分咲きでしょうか」「4分咲きなあ」「いや、まだ三分咲きといったところでしょう」などと会話を楽しんだが、この様子だと、今年も、来週後半から再来週にかけてが見頃と思われる。

因みに、以下の画像は、2014年6月19日に撮影したもので、約200種、すべての品種も咲きそろっていた。初めて見るあじさいにも出会えたが、お出かけの際の参考になれば嬉しい。









_________
妙顕寺あじさい祭り
日時:2016年6月12日(日)10:30~
会場:妙顕寺
住所:大分県臼杵市上塩田18
内容:ハーモニカ演奏(佐藤俊美先生&臼杵ハーモニカクラブ)
生け花展
電話:0972-62-3738
料金:無料
駐車場:40台(無料)
MAP
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%A6%99%E9%A1%95%E5%AF%BA%EF%BC%88%E6%B3%95%E8%8F%AF%E5%AE%97%EF%BC%89/

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