鹿児島県

大正時代を感じる鹿児島県有形文化財「旧田中家別邸」

【鹿児島県霧島市】
 鹿児島県霧島市福山町にある鹿児島県有形文化財「旧田中家別邸」。車で走ると鹿児島湾を眺めながら走れる国道220号線からすぐのところにある豪邸です。
大正時代に作られた建築物で、庭園の広さは3,000坪。当時の雰囲気を残す和室・洋室が懐かしさを感じさせる観光名所です。

~以下、旧田中家別邸パンフレットの説明より~
旧田中家別邸は、田中省三が郷里の福山に建てた別邸です。昭和50年3月に旧福山町で庭園が町の文化財(名勝)に指定され、別邸は平成18年4月に「旧田中家別邸 附 棟札一枚」という名称で県の有形文化財に指定されました。
別邸は、「座敷と次の間」「洋間」「居住部分」「台所」「蔵」の5つの部分から構成され、座敷と次の間は庭園側に突き出して、庭園・桜島を眺望できる空間になっています。
洋間の天井中央に設えたシャンデリアの上の飾り、大理石使用のマントルピース(暖炉の上の飾り棚)漆喰飾り等の室内装飾は、県内ではあまり見られない貴重な作りとなっています。
和風住宅部と洋間を廊下でつなぐ様式は、県内でも明治時代に存在し、時代と共に和風住宅内に取り込まれるようになり、大正時代に完成しました。この別邸はその特徴をよく表しています。
また、別邸の屋根裏にある棟札には、上棟式の時期(大正8年9月)と建築に関わった者の氏名が書かれ大変貴重です。

==今が見頃の『おきな草』==
 この御庭では幻の山野草と言われ、絶滅危惧種の「おきな草」が自生し、今の時期が見頃だそうです。
現在の花の状態からガクだけが残り…
綿帽子をつけるまでがひとつの流れとして楽しめます。
 庭園で豪快に存在感を感じる松や桜の近くで、こじんまりを花をつける「おきな草」が可愛いですね。

==建物内外にはさりげない贅沢品==
土日祝日はボランティアガイドが屋敷内を案内してくれます。
建物内外には様々な工夫や贅沢が凝らされており、丁寧にその説明を行ってくれました。


▲お客様を応接間にお通しした時、目で楽しんでもらう為に作られた細工。見る方向で模様が変化していきます。
▲この庭石は霧島市「若尊(わかみこ)鼻」で採取ができた「若尊(わかみこ)石」。
現在は採取場所が国定公園化した為採るのが難しくなりました。
この大きさで時価1千万円とか。
噴出した溶岩が波の力や潮風に晒されてできるレアな庭石です。

この様な当時の『粋』を感じるものが各所に配置されており、大正時代にタイムスリップした様な錯覚を覚えます。

御庭の桜は4月初めまで。おきな草は4月末まで楽しめる様です。

場所的に少し判り辛いと思うので目印を…。
▲霧島市側から国道220号線を走っていくと目の前に画像の光景が出てきます。

▲左に曲がるとすぐそこ。福山小学校の隣りです。
■旧田中家別邸(鹿児島県有形文化財「旧田中家別邸 附 棟札一枚」)
住所:鹿児島県霧島市福山町福山2926番地
開館時間:8:30~17:00
休館日:毎週水曜日・年末年始(12/29~1/3)
入館料:無料
駐車場:10台
アクセス:福山中学校バス停徒歩1分

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