福岡県

ぶらぶらリバー in『鯉のつかみ取り大会』


▲同郷の2人が肩を組んだ。即席コンビというよりは、タッグと呼ぶにふさわしい「ぶらぶらリバー」 どうしても相撲部屋の親方(右、ブルーリバー川原)と新弟子(左、ばってん×ぶらぶら)にしか見えないのが不思議だ。ちなみに、新弟子の方が3つほど歳上です。

5月1日(日)は鯉の日だということをご存知だろうか。この日、佐賀県鳥栖市の「自然の森フィッシングリゾート」では、鯉のつかみどり大会という一風変わったイベントが開催される。主催者は福岡県筑紫野市に本店を置く『ひろまつ養魚場』だ。5(コ)1(イ)の語呂あわせで、日ごろ贔屓にしてくれる皆さんに感謝の気持ちを伝えるとともに、他の魚に比べるとあまり馴染みのない鯉という魚について、一般のお客様にも親しんでもらおうというのが狙い。


▲「コツ? わかりませんばってん、とにかくガッとつかめばヨカとですよ」経験者でありながら、まったく頼りにならないのが九州プロレスの人気レスラー、ばってん×ぶらぶら選手。以前テレビ番組の収録でチャレンジしたことがあるものの、結果は散々だったよう。今回もまた、トホホっぷりで会場を盛り上げてくれるでしょう。

競技のルールは、3分の時間内にどれだけ多くの鯉をつかみ取れるかというシンプルなもの。それだけに奥が深そうだが、そもそも周りに鯉のつかみどり経験者がいないので、コツを教えてもらうというわけにもいかない。優勝者には鯉釣り1年間フリーパスチケットが授与されるほか、上位10名にはアッと驚く豪華な商品が進呈される。


▼鯉のつかみどり大会
日時 5月1日(日)13時より受付
場所 佐賀県鳥栖市立石町御手水の滝の下 自然の森フィッシングリゾート(地図を表示する
参加無料 着替え・タオル等をお持ちください。

会場内では「鯉に恋するお料理祭り」も同時開催される。ひろまつ養魚場は、筑紫野市の名店『川魚料理 鯉ひろまつ』を運営する鯉のオーソリティ的な会社だ。味については皆が認めるところ。食事を目当てに家族で出かけるのもいいだろう。


▲地域編集長のおすすめは、ランチ限定の鯉丼(850円) 鯉のスープをひたひたまで注いで、一気呵成に掻きこむのがグー。


▲小骨の1本まで柔らかく煮込んである甘露煮(420円)は、まさに骨の髄まで味の染み込んだ逸品。ご飯がすすむのです。


▲鯉だけでなく、ウナギにすっぽん、鮎にヤマメと、川魚ならなんでもござれの幅広いメニューも魅力だ。画像はせいろ蒸し(竹、1/2尾、1800円)。


▲鯉料理や食品加工だけでなく、養殖や釣り堀、化粧品まで手がけている。熱烈な愛用者を生み続けている「鯉のコラーゲンクリーム」(4000円)


▲今回の会場でもある自然の森フィッシングリゾートは、ひろもと養魚場の運営する釣り堀を中心としたテーマパーク。大人から子供まで楽しめます。

そして忘れてはいけないのが、イベントの司会を務めるワタナベエンターテイメント所属の漫才コンビ、ブルーリバー川原豪介氏の存在だ。ブルーリバーといえば、相方の青木淳也氏が「A型急性大動脈解離」という大病に倒れ、緊急手術を受けたことが記憶に新しい。現在は受け答えができるほどには回復しているものの、未だベッド上の生活を余儀なくされている。


▲仲の良い2人。ばってん選手を一番上手くイジれるのは青木氏だそう。(ばってん談)

「同郷の人間として、助けてやりたいんですよ」
切々と語るのは、九州プロレスに所属するプロレスラーばってん×ぶらぶら選手。この場合の同郷というのは、2人の生まれ故郷である福岡県筑紫野市のことだ。
コンビで行うはずだった仕事を全てキャンセルせざるをえなくなった川原氏。そこで、先にオファーのあったばってん選手が「ひろまつ養魚場」に頼んで川原氏を誘った。そうして隙間を作ったのが「鯉のつかみどり大会」の司会というわけだ。

▲見かけによらず義理堅いばってん選手。世話になった2人に恩返しがしたいと語る。

「僕とあの2人は、不思議な縁で繋がった仲なんです。そういうのって大切にしたいじゃないですか」
ばってん選手とブルーリバーは、アマチュア時代に同じワタナベエンターテイメントのオーディションを受けた仲なのだそう。結果はブルーリバーの優勝。2人は華々しくデビューを飾り、一方のばってん選手は当時勤めていた会社にバレて、出場辞退を余儀なくされたそうだ。

「筑紫野市出身の漫才師とプロレスラーがタッグを組んで、筑紫野市の鯉料理店で仕事をします。病床の青木を安心させる為にも、このイベントは絶対に成功させたいんです」
その意気やよし。ばってん選手の男気を買った。及ばずながら、筑紫野市出身のヘボライターも応援します。どうか「鯉のつかみどり大会」が成功裏に終わりますように!


▲ブルーリバー川原(ボケ)+ばってん×ぶらぶら(ボケ)の組み合わせに一抹の不安が・・・。ツッコミ不在の2人だけに収拾はつくのでしょうか。

▼自然の森フィッシングリゾート(会場)
佐賀県鳥栖市立石町1626-2
0942-84-2672
平日 10時〜17時(7/18〜8/31は食堂も営業)
土日祝 9時〜18時

▼川魚料理 鯉ひろまつ(本店)
福岡県筑紫野市塔原西2-18-8
092-922-3475
平日 11時〜21時(19:30)
土日祝 11時〜21時(20:00)
火曜 11時〜17時(15:30)
カッコ内はオーダーストップの時間
駐車場あり

関連記事

  1. JR原田駅前、謎の旅人像の正体に迫る
  2. 笑いの渦に包まれよう!よしもと沖縄花月1周年公演
  3. 博多駅前広場に対馬屋台村出現!
  4. ひと粒ひと粒が濃旨い!博多土産 明太子からすみ
  5. 夏休みの自由研究にどうぞ。閑静な住宅街に謎の巨石!
  6. 母の小言と息子の背中『江戸東京そば 源』
  7. 酒井聡行 TRIO feat.スコティッシュマン
  8. 手作りピザが夫婦円満の秘密『ピザバス グラッチェ』

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP