▲2014年3月28日撮影
大分県豊後大野市の桜の名所といえば清川町の「御嶽山桜ロード」で、今年も、道路に沿うソメイヨシノが間もなく見頃を迎える。
桜ロードを上り詰めると「旧御嶽山自然公園管理中央センター」があり、そこの広場からの眺めは絶景、まさにスーパービューだ。
「旧御嶽山自然公園管理中央センター」の広場から見下ろす桜並木の向こうには、久住連峰、阿蘇山、由布山を一望できる。出かけるなら、雲のない、スッキリした青空が広がる日がおススメだ。
▲2014年3月28日撮影
御嶽山は、大分県豊後大野市清川町の道の駅「きよかわ」、砂田交差点から県道45号(宇目・清川線)を4kmほど走り、「御嶽山」の案内標識に従った先だ。途中にある能場公園から、道路は「林道御嶽線」と名前を変える。必見は、この林道沿いに連なる約3000本のソメイヨシノで、その距離、およそ4km。
▲2014年3月28日撮影
なお、2016年3月25日の開花状況は、こんな具合だ。
▲2016年3月25日撮影
▲2016年3月25日撮影
▲2016年3月25日撮影
とはいえ、その桜並木も、樹齢50年を過ぎ、中には樹勢が衰えた古木も目立ってきた。
そんな状況を危ぶみ、清川町では、「御嶽山桜ロード再生事業」がスタートし、2016年2月19日(金)、地区の方々や保育園児、小中学生、老人会の皆さんたち120数人が、2mから2m50cmほどの桜の若木を植えた。
▲画像提供「豊後大野市清川支所」
この日植えた桜の若木は110本で、全てに鹿対策が施されていた。鹿は、樹木の皮を剥ぎ取って食べるそうで、それにより、樹木が枯れてしまうこともあることから、一本一本の若木にネットが巻かれているのだ。
「御嶽山桜ロード再生事業」では、代々受け継がれてきたスーパービューを、子供たちに、次の世代に引き継いで行こう、と2019年までに1000本の若木を植えることにしている。
旧「御嶽山自然公園管理中央センター」
住所:大分県豊後大野市清川町宇田枝3366番地2
駐車場:有(旧御嶽山自然公園管理中央センター広場)
問合せ:0974-35-2111(豊後大野市清川支所)
この記事へのコメントはありません。