宗像・沖ノ島世界遺産市民の会主催の市民参加型ミュージカル「むなかた三女神記(さんじょじんき)」が来る2016年10月16日(日)宗像ユリックスイベントホールにて公演を行う。
宗像大社(福岡県宗像市)に祀られている三柱の女神伝説を基としたストーリーを地元福岡の子どもたちが中心となって演じる。
四世紀から九世紀にかけて行われた古代祭祀に用いられたとされる約8万点の奉献品がほぼ手つかずのまま残る宗像・沖ノ島。その全ては国宝に指定され、神宿る島として日本だけでなく世界からも注目されている。また、禁祀や遥拝など沖ノ島に対する信仰は現在もなお宗像地域の人々に語り受け継がれている。
【 あらすじ 】
むかし、むかしのそのむかし
両国一の那国(なこく)とヤマト国は朝鮮半島を結ぶ海の航路を守る宗像一族の領土が欲しくてたまらなかった。そんな中、三女神は一冊の本を宗像君徳善に託し身を隠した。それから幾月が過ぎた2016年、宗像大社に遠足に来ていた宗像小学校のある少年に手渡された本。その古めかしい本を開くと不思議な眩い光が少年を包みこんだ、そして時代を超えた冒険の旅へ。
今年で8回目を迎える本公演は宗像市を拠点とし活動する演劇集団フリーダム監修の元、ダンス・芝居・歌オーディションをへて出演者を決定。6ヶ月間の厳しい稽古に励んできた。
稽古を通し沖ノ島の歴史背景に興味をもったと話す小学生らも出演する。
主役の三女神を支えるキーパーソンの1人、クデを演じる野上天翔(のがみたかと)くんは映画「なつやすみの巨匠」や数々のドラマ等で活躍する福岡在住の子役。同世代のキャストと共に台詞まわしや劇中見どころの激しいダンスに取り組んだ。
▼ 野上天翔くん(左から2番目)
演じることの難しさ、友情や思いやりも生まれた。1つのものを完成させる達成感と学ぶ楽しみを子どもたちの目線・表現で伝えてくれるそんな舞台だ。
出演者らは稽古の合間を縫って2016年の福岡市民の祭り 博多どんたく港まつりパレードへの参加。本公演を控えた8月には大島公演で多くの観客を感動させるなど各方面でPR活動も行なってきた。
大島公演の成功により手ごたえを感じ、パワーアップした市民キャストらの熱演を楽しみにしてほしい。
< 三女神記公演チケットWEB予約はこちら >
問合せ先 / 公益社団法人 宗像青年会議所
福岡県宗像市須恵1-4-1
TEL / 0940-39-7166
AM10:00~PM16:00(休日:土日祝)
ホームページ / むなかた三女神記
■市民参加型ミュージカル「むなかた三女神記」
会場 / 宗像ユリックスイベントホール
福岡県宗像市久原400番地
TEL / 0940-37-1311
日時 / 2016年10月16日(日)
●一部開演時間 / 開場10:30 開演 / 11:00
●二部開演時間 / 開場14:30 開演 / 15:00
◎チケット
大人 / 1,000円(当日1,200円)
中学生以下 / 無料チケット(予約可)必要
※託児サービスあり(要予約)
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