大分県

岡藩城下町のアートスポット「たけたから」は「竹宝

大分県竹田市に2017年1月27日(金)、アートスポット、ギャラリー「たけたから」がオープンした。城下町散策途中のお立ち寄りにおススメだ。
「たけたから」という名前について、スタッフの安達祥子さんは「いろんな情報を竹田市から市外、県外へと幅広く発信しようという思いを込めてるんです」と。「たけたからは、竹田から、つまりfrom TAKETAというわけですね」というと「そうです」と安達祥子さん。
さらに安達さんは「竹田には素晴らしい作家さんたちがいて、素敵な作品が創られているんです。み~んな竹田の魅力、宝物なんです。だから竹田の宝、『竹宝』として広めたいんです。市民の方々にも、知っていただきたいし」とも。
ギャラリー「たけたから」には、市外、県外でも活躍されている竹田市在住の作家さんたちの作品が展示されており、お気に入りが見つかれば買うこともできる。これらは、いずれも竹田自慢の「竹田の宝」。だから「竹宝」というわけだ。
中へ入ると、メインの木製陳列台が目に入る。台には、数々の作品が、整然と並ぶ。並ぶのは陶器や竹細工などで、5人の作家さんの作品だ。
一番手前に並ぶのは、四角い皿と白い湯呑みだ。
陶芸(磁器)作家の山田俊吾さんの作品で、湯呑みと茶菓子皿だ。竹田市といえば、荒城の月や三笠野に代表される老舗和菓子が人気だが、白い湯呑みで飲むお茶も似合いそう。
次に並ぶのは、繊細な竹細工だ。竹細工作家、入江美紗さんの作品で、手前は、細い竹を結んだ箸置きで「竹結び」だ。
奥の四角い額は、「額入り編組フォーカス」という作品だ。壁際や棚に置いたら、それだけで癒されそう。
その隣は、カップ。画像左は名水カップで、中央と右は耳つきカップだ。無風窯を主宰する陶芸作家、高木逸夫さんの作品だ。
癒しの色合いで、この色だけで高木さんの作品だとわかる人も多い。耳の付いたカップは、実に特徴的で、まさに高木さんの世界。ついつい手にしたくなる。
その奥には、鮮やかな色合いながらも伝統的な奥ゆかしさを漂わせる漆器が並ぶ。漆工芸作家、原清さんの作品だ。
三段重ねは、重箱。欅(ケヤキ)で作られ、朱漆が施されている。
栗の木を薄く削った皿は、緩やかなラインが美しい「蓮弁皿」。ひとひらの花びらを思わせる優しい佇まいは、和菓子も料理も引き立ててくれそう。添えられたスプーンのラインにも、心が和む。
黒い角皿は、タモの木を削った小皿で、塗り分けられた二色の色合いが際立つ。繊細な和菓子を合わせたくなる。
いちばん奥には、竹工芸品が並ぶ。
竹工芸作家で青竹工房を主宰する桐山浩実さんの蓋の付いた籠だ。画像左は、筆を入れるのに適した書籠で手前のちょっと深めの籠は、茶籠だと…。
青竹の色合いが実に爽やかで繊細な中にも、力強さを感じさせる。
トレイのような蓋もいい感じで、使い方、楽しみ方はいいろいろありそう。
ギャラリー「たけたから」は、前身は築80年の古民家だったが、白い壁がまぶしく、むき出しの木が直線的ながらも、優しく調和している。モノトーン調ながらも明るい空間が、主役の作品たちを優しく包み込む。
スタッフの安達祥子さんは、「作品を見るだけでも楽しんでもらえると思います。気楽な気持ちでご来店いただきたいですね。今後もいろんな企画展を計画しますが、皆さんから愛される続けるギャラリーをめざします」と。
「たけたから」は、、城下町風情に似合う和モダンなギャラリーで木の香が心地よい。静かな佇まいからは、作品たちのささやきさえ聞こえてきそう。日々の暮らしを彩りたくなるお気に入りが見つかるかもしれない。岡藩城下町の散策途中の、チョッと一息に立ち寄りたい。
「たけたから」は、明治10年創業のしいたけ問屋「姫野一郎商店」の道路を隔てた真向かいにある。

<スポット情報>
ギャラリー「たけたから」
住所:大分県竹田市竹田町233-1
電話:0974-70-5323
時間:11:00~18:00
入館:無料
休業日:不定休(事前の問い合わせがおススメ)
駐車場:竹田市立歴史資料館(無料)
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