大分県

カフェ「パラム」の豊後牛骨ラーメンはポンチャク譲り

豊後大野市清川町の清流奥嶽川を見下ろす絶景カフェ「パラム」に、新メニュー「豊後牛骨ラーメン」が、このほど誕生した。新メニューといっても、かつての豊後大野市三重町の韓国料理「ポンチャク」を知る方々にとっては、待望の復活だ。
実は、オーナーシェフの小野光治さんは、豊後大野市三重町に開いていた「ポンチャク」という韓国料理の店を2015年4月に占め、2015年8月15日、実家のある豊後大野市清川町に、テラス席が好評のカフェ「パラム」をオープンさせた。
オープン時から、ビビンバや冷麺といった、ポンチャク時代の味をそのまま味わえたが、ここにきて、ようやく「豊後牛骨ラーメン」(800円・大盛900円)が登場した。
牛の大腿骨を10時間ほど煮出したというスープは、濃く深いのに獣臭はなく、しつこさを感じさせない。塩味ベースにほのかに牛骨ならではの甘みが漂い、たっぷりのゴマとの相性も抜群だ。
しかも、スープの中には、じっくり煮込んだ大腿骨周りの肉が…。これが美味い。濃くの深さはこのせいかも、と思った。
麺はストレートの中細でのど越しも良く、かつてのポンチャク時代に、飲んだ後の〆に大人気だったというのにも納得。もちろん、ここパラムは山間だけに、飲んだ後に出かけよう、というのはチョッと厳しいが…。
「パラム」では、ポンチャク同様、韓国料理が味わえるが、敷地内に設けたピザ窯で焼く「薪窯ピザ」も楽しめる。
韓国料理ならではの「プルコギピザ」(800円)はおススメだ。
韓国の女性に大人気という、インジョルミトーストは、ポンチャクの時代にはなかったが、コチラもおススメだ。
「インジョルミ」とは黄な粉餅のことだそうだが、バニラアイスとのグッドコラボだ。しかもトーストは、豊後大野市清川町のパン工房「La Buca」のトーストというも嬉しい。
ポンチャクの時代になかったといえば、特製南海鶏飯「カオマンガイ」(800円)もそうだ。鶏モモ肉の蒸し焼きがジューシーで、自家栽培米ニコマルと黒米の色合いが食を誘う。
ピリカラのソースが、ジューシーな肉に、実に良く合う。
■その他メニュー(抜粋)■
韓国冷麺セット(サラダ・ドリンク付き)1000円
石焼ビビンバセット(サラダ・ドリンク付き)1000円
PARAMカレーセット(サラダ・ドリンク付き)1000円
石窯ピザセット(サラダ・ドリンク付き)1000円
tao organic kitchenのチャイ500円
tao organic kitchenのカントリークッキー250円

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CAFE PARAM
住所:大分県豊後大野市清川町三玉1699-2
電話:090-4340-2906(小野)
営業時間:11:00~17:00(予約の場合、17:00以降もOK)
定休日:不定休
席数:29席(内テラス席17席)
駐車場:10台(無料)

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