大分県

新感覚のかき氷「ヌンコッピンスの黄な粉餅」

大分県豊後大野市清川町の韓国料理のカフェ「パラム」で、ゴールデンウィークを前に、かき氷がお目見えした。
実に繊細な氷は、まるで粉雪のようで、フワフワの新食感。氷の中には、モチッとした黄な粉餅が潜み、たっぷりとかかる黄な粉の程よい甘さとの相性も抜群。
実は、このかき氷、氷を削って作るのではない。水を凍らせるには凍らせるが、出来上がるのは、氷ではない。しいて言うなら、氷の粉末で、器に積もる様は、まるで粉雪さながらだ。
韓国で3年ほど前からブームになっている韓流のかき氷で、「韓国の友人が教えてくれたんです。それで、専用の機械を韓国から取り寄せたんです」とオーナーの小野光治さん。
氷を積もらせたら、温かい黄な粉餅をトッピングし、再び、黄な粉餅が埋もれてしまうほど、たっぷりと氷を積もらせる。
程よく氷が積もったら、たっぷりの黄な粉を振りかけ、練乳とバニラアイスをトッピングしたら完成。韓流かき氷「ヌンコッピンスの黄な粉餅」(600円)だ。
「ヌンコッピンスは韓国語ですが、和訳すると『雪の花の氷』なんです。この氷は細かくサラサラで、氷を削ったのに比べ、とけにくいところがいいですね」とオーナーシェフの小野光治さん。
夏はもちろんだが、ゴールデンウイークの、ロングドライブ途中のお立ち寄りグルメにも加えたい。
なお、カフェ「パラム」には、黄な粉餅を使った「インジョルミトースト」(500円)も用意されている。バタートーストで黄な粉餅をサンドし、バニラアイスをトッピングしたもので、あったかな黄な粉餅と冷たいアイスがグッドバランスの、新感覚のスイーツだ。

小野さんいわく、「韓国では、このかき氷とインジョルミトーストを一緒に食べるのが女性に大人気なんです」と。両方をセットでいただくのもおススメ、というわけだ。

<スポット情報>
店名:カフェ「パラム」
https://www.facebook.com/kiyokawa52/?fref=ts
住所:大分県豊後大野市清川町三玉1699-2
電話:090-4340-2906(小野)
営業時間:11:00~17:00(予約の場合、17:00以降もOK)
定休日:不定休
席数:29席(内テラス席17席)
駐車場:10台(無料)

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